大家族シリーズ「7男2女11人の大家族石田さんチ!」で知られる石田千恵子さんが、涙ながらに家族の現状について告白しました。茨城県出身の石田さんは、夫の難病や自身の人生の変遷について率直に語り、多くの視聴者の心を打ちました。
石田さんは1954年に生まれ、1974年に美容師資格を取得後、同級生と結婚。長女を含む7男2女の大家族を育ててきました。番組は、兄弟の喧嘩や母との葛藤、夫婦のユーモラスなやりとりなど、リアルな家族の姿を描き、放送開始から25年を迎えました。
現在、石田さんは実家で母親の介護をしながら一人暮らしをしています。数年前にアルツハイマー病を患った母を施設に預け、家族との距離を保ちつつ生活を送っています。子供たちが独立した今、母子の関係も新たな形になっていると話します。
夫は難病に苦しんでいる中、経済的なやりくりも大変な日々。石田さんは、夫から渡された現金を基に生活費を振り分け、子供たちに不自由をさせないよう努力してきたと語ります。特に、子供たちの教育資金の準備に苦心したエピソードも披露しました。
また、石田さんは自らの育成環境に恵まれなかった過去を振り返りつつ、今の家族の幸せを実感していると述べます。自分の経験をもとに、地域との関わりや子育ての重要性についても強調しました。
今後も、石田さんは自身の時間を大切にしながら、フラダンスを始めるなど新たな挑戦を続けたいと意気込みを見せています。視聴者には、彼女の家族の姿や思いが伝わり、共感を呼ぶことでしょう。