衝撃的な発言が波紋を呼んでいます。タレントのデヴィ夫人が、ジャニーズ事務所創設者のジャニー喜多川氏に関する性加害問題について、彼を擁護する発言を行い、業界内外から批判を浴びています。この問題は、元ジャニーズジュニアの岡本カウアン氏による告発から始まり、BBCによるドキュメンタリーで国際的な関心を集めています。
デヴィ夫人は2023年7月18日のTwitter投稿で、ジャニー喜多川氏が事務所のタレントを「我が子のように愛し、大切にしていた」とし、性加害問題が長引いていることに疑問を呈しました。彼女は、ジャニー氏の業績を称えながら、被害者の告発を「死人に鞭打つ」行為だと指摘し、問題提起を行った東山紀之氏を批判しました。
この発言は、業界内の反発を呼び起こし、特に岡本カウアン氏が自身のTwitterでデヴィ夫人の主張に反論。彼は、ジャニー氏への愛情と性加害を結びつけるべきではないと強調し、被害者が抱える苦悩を理解するよう訴えました。
一方、元コンサルタントの松崎元康氏が、70年前にジャニー氏から性的被害を受けた経験を語るなど、新たな告発が相次いでおり、問題は解決の兆しを見せていません。業界のタレントも、この問題について触れる場面が増えており、未だ収束の気配は見られません。
デヴィ夫人の発言に対しては、賛否が分かれており、特に児童虐待や性犯罪に対する理解の欠如を指摘する声が多く上がっています。今回の騒動は、芸能界の闇に光を当てるきっかけとなり、被害者の声がさらに大きくなることが期待されます。