大谷翔平選手が14日、テキサス州アーリントンで行われたレンジャーズ戦において、今季21号となる特大ホームランを放ちました。この一発は9回の第5打席でのもので、2ランホームランとして記録されました。これにより、大谷選手はアーロン・ジャッジ選手に2本差となり、リーグでの本塁打数でトップ争いを繰り広げています。現在のペースでは年間48本の本塁打が見込まれる状況です。
試合は5点を追う9回に大谷選手が意地の一振りを見せ、153メートルの打球はレフト席へ飛び込み、観客を驚かせました。打球速度は時速186キロに達し、左打者による逆方向への最速本塁打としてMLB史上最高の記録となりました。現地実況も興奮気味に「大谷の凄さを語るのに言葉はいらない」と称賛しました。
試合前、ワールドシリーズMVPを受賞したレンジャーズのコーリー・シーガー選手は、大谷選手について「彼には余計なモチベーションを与えたくない」と冗談交じりにコメントしました。これは大谷選手の圧倒的な実力を認めつつ、彼との対戦に対する警戒心が表れた発言です。
また、米メディアや専門家からも大谷選手への称賛が相次いでいます。FOXスポーツのアナリストは「大谷の本塁打が止まらない」と驚きを表し、MLB公式サイトの記者は彼の記録に触れ、「大谷の規格外のパワーが証明された」とコメントしました。
大谷選手は現在、投手としても好調を維持しており、今後の試合ではレンジャーズとの対戦が注目されます。特に、元同僚であるアンドリュー・ヒーニー投手との対決が期待されており、エンゼルスの地区優勝に向けた重要な試合となるでしょう。大谷選手の今後の活躍から目が離せません。