背中に細長い構造物を付けている爬虫類ロンギスクアマ!
首が体長の半分以上を占める爬虫類タニストロフェウス!(竜脚類X)
背中が鎧で覆われた草食性の爬虫類ティポソラックス!
そして、トカゲに似ているものの歯の代わりに、くちばしを持つ爬虫類ドレパノサウルスまで!
これらの生物の共通点はどれも、ペルム紀の大量絶滅を経て中生代三畳紀に出現したということです。
そして、彼らの独特な見た目は多くの古生物学者たちを混乱させました。
ロンギスクアマの化石を見た、一部の古生物学者は彼らの背中についている構造物がシダ植物のものだと勘違いしたりハンガリーの古生物学者であるフランツ・ノプシャ(Franz Nopcsa)はタニストロフェウスの化石を翼竜に復元したりもしました。
それもそのはず当時、体に比べて首が長い爬虫類は想像すらできなかったためタニストロフェウスの長い首の骨を翼竜の翼と勘違いしたのです。
一体、なぜ!絶滅直後に、古生物学者さえ誤解するような奇妙な生き物が登場するようになったのでしょうか?