中山美穂は1月毎週木曜日に劇場公開予定、フジテレビでは第3話まで撮影済み

【モデルプレス=2024/12/16】フジテレビが、2025年1月期に木曜劇場枠にて放送するドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」に、6日に亡くなった女優で歌手の中山美穂さんが出演していたことを発表。撮影済みのシーンについて説明した。 ◆中山美穂さん、1月期木曜劇場に出演 第3話まで撮影済み フジテレビは「25年1月期木曜劇場枠にて放送する『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』には、12月6日(金)に逝去された中山美穂さんが出演する予定でした」と報告。「先月末すでに撮影した第1話と3話のシーンに関しては、所属事務所およびご遺族との協議の結果、そのご意向を汲み、予定通り放送させていただきます(第1話=1月9日、第3話=1月23日)」と伝えた。 また中山さんの役どころについては「主人公・大森一平(香取慎吾)の義弟・小原正助(志尊淳)が保育士として働く保育園で、園長を務める園田美奈子(そのだ・みなこ)役を演じています」と説明。「この度のご訃報に触れ、残念でなりません。これまでのご功績に敬意を表すと同時に、謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と結んだ。(modelpress編集部) ◆フジテレビ発表全文 フジテレビで25年1月期木曜劇場枠にて放送する「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」には、12月6日(金)に逝去された中山美穂さんが出演する予定でした。先月末すでに撮影した第1話と3話のシーンに関しては、所属事務所およびご遺族との協議の結果、そのご意向を汲み、予定通り放送させていただきます。(第1話=1月9日、第3話=1月23日) 中山さんは主人公・大森一平(香取慎吾)の義弟・小原正助(志尊淳)が保育士として働く保育園で、園長を務める園田美奈子(そのだ・みなこ)役を演じています。 この度のご訃報に触れ、残念でなりません。 これまでのご功績に敬意を表すと同時に、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

中山美穂さんの訃報、夏目雅子さんの死の衝撃に匹敵 離婚後は息子と会えず 中山忍への取材に批判…現場はルール踏んでいる

「年末恒例の企画で、西田敏行さん、火野正平さん、ピーコさん、桂ざこばさんら今年亡くなった芸能人のデータを集めていましたが、そこに中山美穂さんの訃報ですから驚きました」(ベテラン週刊誌記者) 俳優で歌手の中山美穂さんの死から約1週間。10代からスポットライトを浴び続けた人生を伝える記事が連日、メディアを飾る。「一報に耳を疑いました。長いこと、芸能マスコミに籍を置いていますが、夏目雅子さんの死の衝撃に匹敵するものでした」と先のベテラン週刊誌記者。 情報番組デスクは「情報が何もないので、まず現場、つまり中山さんの自宅前に取材クルーを配置するしかない。自宅前に集まったメディアの様子や妹の中山忍さんにコメントを求めたことが批判されましたが、現場は整然として、忍さんのコメントも無理やりではなく、きちんとルールを踏んでいます。お通夜に関しては、メディアの取材は認められず、それに従いました」と明かす。 前出のベテラン週刊誌記者は「やはり最も気になったのは、親権を手放したひとり息子のこと。葬儀には参列できたとはいえ、離婚後、一度も会えなかったのはつらすぎる。周囲がとやかくいうことではありませんが…」 雑誌のインタビューで「一番大事なのは子供」と話していた中山さん。子供に会えなかった母親としての心境を考えるとただただ悲しくなる。

亡き中山美穂さんが演じた役を妹・中山忍さんが引き継ぎ…「姉が残してくれた、このご縁を大切に」同じドラマに出演したいとの強い希望で

12月6日に入浴中の不慮の事故で亡くなった歌手で俳優の中山美穂さん(54)が演じる予定だった役を、妹の中山忍さんが引き継ぎ、演じることになった。 フジテレビによると、中山美穂さんは亡くなる前、フジテレビが制作し2025年1月から放送する木曜劇場「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」で、主人公の義弟が保育士として働く保育園の園長を務める園田美奈子(そのだ・みなこ)役を演じていた。すでに収録を終えた第1話と第3話は、予定通りに放送される。 中山美穂さんが演じる保育園の園長は第5話の中心人物になる予定だった。 しかし、中山さんが亡くなった事を受けて、急きょ「美穂さんが演じた園長の後任の園長」という役柄を新たに作り、美穂さんの実の妹である中山忍さんに演じてもらう事になったという。 中山忍さんは、「姉の不在の存在感の大きさに、現実のこととはとても思えず、ポカンとしてしまう日々を過ごしておりました。 ふと、姉が撮影中だったドラマはどうなったんだろう…と、思いを馳せたとき、別れ際にはいつも“あとは忍、よろしくね”と軽やかに去っていった姉の笑顔が心に広がり、シンと冷えた心の奥に沸々と熱いものが湧き上がってくるのを感じました。 “演じたい”と口にすべきか悩みましたが、最後くらい素直にならなくては後悔すると思い直し、ご相談させていただきました。 姉の演じた役を引き継ぐ形で作品に携わることができますことをとても嬉しく思っております」とコメントしている。 フジテレビの北野拓プロデューサーは、妹の忍さんに美穂さんの役柄を引き継いで貰った経緯について、「この度のご訃報に触れ、スタッフ一同、本当に残念でなりません。謹んで哀悼の意を表します。 そして、急きょ、一部脚本を作り直し、中山美穂さんの役柄を引き継ぐ形で、新しい園長として着任する鮫島ふみ役を作ることになりました。 そのタイミングで、中山忍さんご本人と所属事務所とお話をさせて頂く機会があり、中山忍さんがお姉さまである中山美穂さんと同じ作品に最後にご出演したいという強い希望をお持ちになっていることを伺い、そのご意志を尊重させて頂きたいと思い、今回、お引き受け頂くことになりました」と説明している。 中山美穂さんと妹の忍さん姉妹が出演する木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』は、2025年1月9日からスタートする。 中山忍さんのコメント全文は以下の通り。 「姉の不在の存在感の大きさに、現実のこととはとても思えず、ポカンとしてしまう日々を過ごしておりました。ふと、姉が撮影中だったドラマはどうなったんだろう…と、思いを馳せたとき、別れ際にはいつも“あとは忍、よろしくね”と軽やかに去っていった姉の笑顔が心に広がり、シンと冷えた心の奥に沸々と熱いものが湧き上がってくるのを感じました。 “演じたい”と口にすべきか悩みましたが、最後くらい素直にならなくては後悔すると思い直し、ご相談させていただきました。姉の演じた役を引き継ぐ形で作品に携わることができますことをとても嬉しく思っております。香取さんと久しぶりに共演させていただけることも楽しみのひとつです。 姉が残してくれた、このご縁を大切に、姉妹での最初で最後のドラマ共演、心を尽して演じます。機会を与えてくださった皆様に感謝申し上げます」