萩原健一、渥美清ら昭和の名優が集結。子役時代の吉岡秀隆も出演する1977年の名作「八つ墓村」

横溝正史の代表作のひとつ「八つ墓村」は、1951年に片岡千恵蔵主演で映画化されたのを皮切りに、計3作の映画が作られている。TVドラマに至っては計7作もあり、映像化される機会が極めて多い作品と言える。ただ、その中でももっともよく知られているのは、松竹の巨匠・野村芳太郎監督が手掛けた1977年公開の映画「八つ墓村」だろう。 数奇な運命に生まれた青年・寺田辰弥(萩原健一)が、四百年にわたる怨念が息づく岡山県の生地を訪れ、続発する血腥い殺人事件にまきこまれる姿を描く。名探偵・金田一耕助を「男はつらいよ」の渥美清が演じたことでも話題を呼んだ。脚本は「八甲田山」の橋本忍が担当している。原作の舞台は終戦後だったが、公開当時の1977年に設定したことで、祟りという概念が根強く根付いていることを、より強く印象づける効果をもたらした。 物語は、羽田空港で誘導員として働く辰弥(萩原)が、奇妙な新聞尋ね人欄の呼びかけに応じて大阪の諏訪法律事務所を訪ねる場面で始まる。そこで辰弥は母方の祖父だという井川丑松(加藤嘉)と対面するが、丑松はその場で突然倒れ、毒殺されたと判明。辰弥は見えない血縁の糸にたぐり寄せられるように未亡人・森美也子(小川真由美)の案内で、生れ故郷である八つ墓村に向かう。辰弥は乳児の頃に母・鶴子(中野良子)に抱かれて八つ墓村を去って以来、故郷に来たことはなかった。ただ、自分が村の名家・多治見家の後継者であると聞かされる。さらに村には戦国時代のおぞましい落武者惨殺の伝説があり、やがてそこで謎の連続殺人事件が勃発するのだった…。

ジーターの後継者、トーレスがヤンキースと別れ FAでタイガースと1年23億・3億円で合意

タイガースは27日(日本時間28日)、ヤンキースからFAとなっていたグレイバー・トーレス内野手(28)と1年契約で合意したと発表した。複数の米メディアによると、契約金は1500万ドル(約23億3000万円)だという。 ベネズエラ出身のトーレスは2013年に海外アマチュアFAとしてカブスと契約してプロ入り。マイナー時代の16年にヤンキースにトレードされ、18年にメジャーデビューした。当初は球団レジェンドの遊撃手デレク・ジーター氏の後継者として期待され、1年目に当時エンゼルスだった大谷翔平投手(30=ドジャース)、ヤンキースの同僚のミゲル・アンドゥハー内野手(29=アスレチックス)と新人王を争い、得票3位に入った。2年目は自己最多の38本塁打、90打点をマークし2年連続で球宴に選出された。 今季は154試合に出場し打率2割5分7厘、15本塁打、63打点で、シーズン終了後にFAとなった。タイガース移籍が決まったことを自身のX(旧ツイッター)でファンに報告し「ありがとう。16年からヤンキースは僕の家族でした。球団が愛情を注ぎ、支えてくれたおかげで、メジャーという少年時代の夢を実現できました」と感謝をつづった。

《神田正輝が妖艶マダムとゴルフ場デート》助手席でほほ笑む女性…『旅サラダ』卒業後の「体調の変化」

「僕は元気ですよ」──。2021年12月に愛娘・神田沙也加さん(享年35)との別れを経験した神田正輝(74)は、当時MCを務めていた『朝だ! 生です旅サラダ』(テレビ朝日系、 以下『旅サラダ』)に出演すると、笑顔で気丈に振る舞った。あれから3年、神田と母・松田聖子(62)はそれぞれの“時間”を過ごしていた。 松田は沙也加さんの訃報があった当時、毎年恒例だったディナーショーを中止し、すべての仕事をキャンセルした。 「聖子さんは約4カ月後に東京で行われたディナーショーで、歌手活動を再開しました。112日ぶりにファンの前でマイクを握った聖子さんは、『私の娘は昨年12月18日、天国へと旅立ちました』『これからも、歌うことが好きだった沙也加と一緒に歌ってまいります』と、涙ながらに誓っていました。以降、公の場で沙也加さんのことに触れることはほとんどありませんでした」(スポーツ紙記者)