韓国の野球選手キム・ヘソンがロサンゼルス・ドジャースへの移籍を決めた背景には、エンジェルスの大谷翔平選手からの直接的な勧誘があったことが明らかになりました。キム選手は、ドジャースと3年総額1250万ドル（約19億6000万円）の契約を締結し、移籍の際に大谷選手から多くのアドバイスを受けたと報じられています。

大谷選手は自身のインスタグラムで韓国語を使い、「ようこそ」と歓迎の言葉を投稿し、キム選手も感謝の返信をしました。大谷選手は以前からキム選手と縁があり、2023年のワールドベースボールクラシック（WBC）では対戦相手として競い合いました。また、同じエージェンシーであるCAAスポーツに所属しているため、より親しい関係が築かれていたようです。

ドジャースは、キム選手の主なポジションを二塁として考えており、今後の内野陣の強化に期待されています。キム選手は他の球団から高額オファーを受けていたにもかかわらず、ドジャースを選んだ理由には、大谷選手からの影響が大きいと報じられています。大谷選手は、ドジャースがメジャーリーグに適応する環境を提供していることや、選手としての成長が期待できることを強調したとされています。

さらに、ドジャースでの居心地の良さが選手にとって重要であることも指摘されています。ドジャースの選手テオスカーは、自身の再契約の理由として、チーム内での人間関係の大切さを挙げ、他のチームでは感じられない信頼感を強調しました。

大谷翔平選手の影響力は、国内外で注目を集めており、特にドジャースの動きが話題となっています。キム選手の加入によって、ドジャースはさらなる戦力アップを図り、アジア出身選手として新たなファン層を獲得することが期待されています。今後のシーズンに向けて、キム選手と大谷選手の共演に注目が集まります。