デヴィ夫人が週刊文春を刑事告訴したことが話題となっています。彼女は、同誌が報じた自身が関与する慈善団体「アチジャポン」から1700万円を持ち逃げしたとの疑惑に対して、名誉毀損と信用毀損を理由に訴えを起こしたと明らかにしました。
報道によれば、週刊文春は昨年8月にデヴィ夫人が代表理事を務めていたアチジャポンに関する金銭トラブルを報じ、団体の資金を不正に使用したとする内容が含まれていました。デヴィ夫人側は、ウクライナへの支援活動の経費を団体の名義で処理したことについて、理事たちの同意があったと主張しています。彼女は「私は全く間違っていません」と強調し、報道が自身の名誉を著しく傷つけたと訴えています。
デヴィ夫人は、自らのブログで刑事告訴の決断に至った経緯を説明し、週刊文春が内部関係者からの一方的な情報を基にした不正確な報道を行ったと非難しました。報道を受けて、彼女は「私はこのまま社会から抹殺されるのではないかという恐怖感を覚えました」と述べ、メディアによる誹謗中傷の危険性を強調しました。
また、デヴィ夫人は、自身を貶める報道が続く中で、他の著名人のプライバシーを侵害する行為が社会的問題であると指摘し、メディアの報道姿勢に疑問を呈しました。彼女の訴えは、報道の自由と表現の自由に名を借りた「言葉の暴力」として捉えられ、今後の展開に注目が集まっています。