ロサンゼルス・ドジャースが、現地時間の9月28日、コロラド・ロッキーズとの試合で劇的な逆転勝利を収めました。この試合では、エンゼルスの大谷翔平選手が53号ホームランを放ち、ムーキー・ベッツ選手がサヨナラ本塁打を記録。観衆を沸かせる瞬間が続きました。
試合はドジャースが1点ビハインドの状態で迎えた9回裏、最初の打者として大谷が登場。2-1のカウントから放たれた打球は、右中間スタンドに飛び込み、試合を同点にしました。この一打は、彼の今季53本目のホームランであり、特に114マイルの速球を捉えたものでした。大谷の喜びの雄叫びが球場に響き渡り、チームメイトたちも彼を祝福しました。
続いて、ドジャースの攻撃は続き、2番手のムーキー・ベッツが登場。彼もまた見事な一撃を放ち、サヨナラホームランを記録。これにより、ドジャースは6-5でロッキーズに勝利し、3試合差でサンディエゴ・パドレスとの戦いに臨むこととなりました。ムーキー・ベッツはこの試合のサヨナラ本塁打が、ドジャースとしての初のサヨナラ弾となると同時に、彼自身のキャリアにおける2本目のサヨナラホームランとなりました。
試合後、ベッツは「大谷がチームにいることが嬉しい。彼は大事な場面で必ずやってくれる」と語り、チームの結束力を強調しました。これにより、ドジャースは重要な勝利を収め、プレーオフに向けた良い流れを作ることができました。
ドジャースは、次のサンディエゴ・パドレスとのシリーズに向けて、さらなる勢いを持って挑むことが期待されています。大谷選手とベッツ選手の活躍が、今後の試合でも大きな鍵となるでしょう。