日テレが平野紫耀ら元ジャニーズタレントのグループ「Number_i」の放送を取り消したことが話題となっています。最近、Number_iのミュージックビデオはYouTubeで1000万回再生を突破し、多くのファンがその放送を期待していました。しかし、29日に放送された情報番組「ジッ」では、Number_iに関する特集は全く扱われず、代わりにスタート所属のグループ「美少年」のメンバーが出演しました。この内容変更に対し、SNS上ではファンから困惑や疑問の声が上がっています。
Number_iの所属事務所であるTOBEの広報担当者は、番組内容は放送局側で決定されるため詳細は分からないと語りましたが、日本テレビ側は制作過程については一切コメントを避けています。この状況を受け、旧ジャニーズ事務所から続く「忖度」の問題が再浮上しています。かつてはジャニーズ事務所に対する過度な配慮があったとの証言もあり、今回のトラブルもその影響が疑われています。
新たに設立されたTOBEは、旧ジャニーズとは一線を画す姿勢を示しているものの、日テレとの関係においては依然として「忖度」が存在するのではないかとの見方が強まっています。特に、日テレは昨年の「ベストアーティスト2023」でも旧ジャニーズタレントを優遇する形で物議を醸しました。
この混乱の中、TOBEの滝沢秀明社長が業界の慣習に立ち向かう行動を取ることが期待されています。彼は最近、転売防止策として公式リセールサービスの導入を発表し、ファンから感謝の声が寄せられています。今後、滝沢社長と新社長の福田淳氏がこの忖度問題にどう取り組んでいくのか、注目が集まっています。