落合博満氏が大谷翔平選手の来季の活躍について強い期待を寄せています。彼は自身のYouTubeチャンネルやテレビ番組で、大谷選手が2024年シーズンにサイ・ヤング賞と三冠王を狙えると語りました。落合氏は、3度の三冠王を獲得した経験を持つレジェンドとして、大谷選手の投打における可能性を高く評価しています。
11月24日に放送されたTBS系「サンデー・モーニング」では、大谷選手のMVP受賞やメジャーリーグ史上初のフィフティを達成したことについて触れ、「来年、彼がピッチャーとして復帰した際、どれだけのパフォーマンスを発揮できるかは未知数だが、期待は大きい」と述べました。特に、手術明けの右肘と左肩が投球に与える影響に懸念を示しつつも、順調に回復すればサイ・ヤング賞の可能性もあると強調しました。
また、落合氏は大谷選手のスライダーに対する高い評価を示し、彼の投球を「普通のスライダーではない」と形容しました。さらに、2023年には打率が急上昇し、三冠王争いに名を連ねた大谷選手についても、「ホームラン数を維持しつつ、打率を上げる挑戦が必要」との見解を示しました。
大谷選手が2024年に向けての目標を掲げている中、落合氏は「彼が全力を尽くしている限り、三冠王の可能性は決して消えない」と述べ、ファンに希望を持たせるコメントを残しました。このように、落合氏は大谷選手の未来に対して非常に前向きな姿勢を見せています。