日本時間6月1日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われた大谷翔平選手の2度目のライブBPが、野球界に衝撃を与えました。復帰を待ち望むファンの前で、彼は29球を投げ込み、最速156km/hを記録。キャッチャーのダルトン・ラッシング選手は「大谷は非常に良い状態。全ての球種に自信を持っているように見えた」とコメントし、その投球内容には高い期待が寄せられています。
一方で、メジャーリーグのOBからは慎重な意見も。アレックス・ロドリゲス氏は「リスクとリターンのバランスが取れていない」と指摘し、故障の恐れを懸念。ジョン・スモルツ氏も「急速を抑え、必要な時だけ全力を出すことが重要」と語り、リハビリに対する慎重さを強調しました。
ロバーツ監督は「すべての球種を投げられた。状態は前よりも良い」と評価しつつも、復帰時期にはまだ未確定の姿勢を崩しません。大谷選手自身も「復帰時期は分からない」と慎重な姿勢を見せていますが、MLB全体が彼の復帰を注視する中、ファンの期待は高まる一方です。
試合前の緊張感が漂う中、ライバルであるヤンキースの若手選手も大谷選手の投球に興味津々。ドジャースのドレッシングルームでは、チームメイトたちが彼のライブBPを見守り、復帰の瞬間を心待ちにしています。大谷選手の復帰がいつになるのか、今後の展開に目が離せません。